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* パリ・オペラ・コミック座 *
今回の旅行の最後にパリに行きました。行ったというより、スペインと日本の直行便がないためパリに寄った、といった方がよさそうです。 パリでは最初、オペラは予定していなかったのですが、夜の時間が空いたので、折角だから、ということで、急遽オペラを見ることになりました。 有名なオペラハウスのバスティーユ劇場ではヴェルディの「ルイザ・ミラー」をやっていたのですが、実は3年前にパリに来た時に、このオペラを見ました。そこで他を探したところ、オペラ・コミックでマスネーの「サンドリオン」を上演しているというのでこれを見ることになりました。 → オペラ・コミック座 前回、パリではバスティユ劇場とシャンゼリゼ劇場には行ったのですが、オペラ・コミークには行かなかったのです。私自身も、行ったことのないオペラハウスは魅力がありました。 パリでは、オペラ・ガルニエが観光名所になっていて特に有名ですが、この劇場も歴史は古くどちらかというと庶民的な劇場として親しまれているようです。 しかし、ネットで検索してみて初めて知りましたが、よく知られている有名なオペラがいくつかここで初演されているのです。 例えば、ビゼーの「カルメン」1875年、オッフェンバックの「ホフマン物語」1881年、マスネの「マノン」1884年 といった具合です。 劇場としてかなり人気があったんでしょうね。 正式には、国立オペラ=コミック劇場といって、オペラ・ガルニエ、オペラ・バスティーユとともに、国の管理になっているようです。 ← 夜のオペラ・コミック座。こじんまりした感じで好感が持てます。 * マスネーの「サンドリオン」 * オペラ・コミックでマスネー作曲の「サンドリオン」を見ました。ご存知シンデレラの話です。このオペラを見るのは2回目ですが、ストーリーはわかっているので気楽に見れます。 この夜は、先生に引率された小学生の団体(15、6人)が隣にいました。がやがやして煩くないか心配しましたが、ずっと静かに最後まで熱心に見ていました。 カーテンコールの時も盛んに拍手したりと盛り上がっていました。向こうの子供たちは小さい時から結構オペラを見る機会はあるようです。いいですね。 急なことで歌手が誰かとか全く予備知識はありませんでしたが、その分気楽に楽しめました。そんなに肩肘はらずに本格的なオペラが見られるのは羨ましいと思いました。 オペラ・コミックの内部。この日は最上階、いわゆる天井桟敷でした。内装もきれいでバルコニーもしっかりついていて瀟洒な感じです。 しかしこの高さから舞台を見ると、谷底を覗いているような気分になります。それでも音楽は全く問題なく響いてくるし、歌声もよく聞こえます。 時間前で観客はまばらですが、幕が上がる頃にはほぼ満席になりました。 全体にこじんまりした劇場ですが、ロビーは豪華な雰囲気です。 例によって幕間には立食のお酒と軽食で賑やかです。 さすがに、小学生はここには来ませんでした。 ← 幕間のロビーです。 ↓ 幕が降りていつものカ―テンコールです。天井桟敷からは遠くて顔がよく見えません。 これで今回のオペラツァーのオペラも終わりです。
by chusan1
| 2011-04-20 00:07
| スペインオペラツァー
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