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トスカ:パトシシア・ラセット カバラドッシ:マルセロ・アルバレス スカルピア:ラド・アタネリ 指揮 : シャナンドレア・ノセダ トリノ王立歌劇場管弦楽団&合唱団 超ポピュラーなオペラで映像では何回も見ているので退屈するかと思ったが、それどころか大いに感激した。やっぱりプッチーニはすごいと思ったことである。 映像では名だたる有名歌手が歌っているので、どうしてもそれと比較してしまいがちになるのだが、やはり生の声の素晴らしさは格別であった。 歌手のなかでは、マルセロ・アルバレスがよかった。すでに世界で活躍している一流歌手なのであるが、イタリア人特有の開放感あふれた明るい(だけではないが)美声には惚れ惚れしてしまう。この声を聞いただけでイタリアオペラを聴いたという満足感がある。 この人は今回実際に日本には来ていて、ヴェルディの「レクイエム」には出演しているので納得するしかない。 バルバラ・フリットリは今年6月にローマ歌劇場の日本公演に来日が決まっており、「シモン・ボッカネグラ」のアメーリアを歌うことになっている。 今度は降板しないで欲しいと願うばかりである。 #
by chusan1
| 2014-02-10 14:10
| オペラ
昨年末12月7日~8日に久しぶりに上野の東京文化会館にオペラを観に行きました。
イタリア、トリノ王立歌劇場の日本公演で、演目はヴェルディの「仮面舞踏会」とプッチーニの「トスカ」の二つ。 生で本格的なオペラを観るのは本当に久しぶり。両方とも素晴らしい内容で感激し、大いに堪能しました。 チケットが高価なのが問題ですが(特に地方にいる人間にとっては)、ついでに東京のあちこちにある美術館巡りでも予定に入れておけばまあいいのかな、というところです。特に上野は美術館、博物館がたくさんあって退屈はしません。 リッカルド:ラモン・ヴァルガス アメーリア:オクサナ・ディカ レナート:ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ ウルリカ:マリアンネ・コルネッティ 指揮:シャナンドレア・ノセダ トリノ王立歌劇場管弦楽団および合唱団 左から2番目がアメーリア役のオクサナ・ディカ、一人おいてウルリカ役のマリアンネ・コルネッティ、その隣がリッカルド役のラモン・ヴァルガス 観客の拍手はヴァルガスが一番多く、次がオクサナ・ディカとマリアンネ・コルネッティが同じくらい。ヴァルガスの隣に半身が見える人は、唯一の日本人歌手、市原愛さん。リッカルドのお小姓役でそれなりに”健闘”していた。 ラモン・ヴァルガスはさすがにすごいが、しかしネームバリューからしてすごくて当然のような気持ちがあるので、特に感動・・・までは至らなかった。 当日感心したのは、アメーリアを歌ったオクサナ・ディカであった。声の強さ、緊張感が最高であった。演技がいまいち、という声もあるようだが、私にとってはあれだけ歌ってもらえたら満足である。 オクサナ・ディカ。ウクライナ出身のソプラノ、長身の美人である。私は最近の事情に疎く、名前も知らなかったが、歌唱の実力はかなりのものだと感じた。これから活躍しそうな予感ですっかりお気に入りに・・・。 ヴァルガスがズングリムックリの体形なのに対し、ディカは長身で体格良好でルックスもよく、ヴァルガスが貧相にさえ見える。 第3幕仮面舞踏会の場面、この後リッカルドはレナートによって殺されてしまう。 中央がアメーリア役のオクサナ・ディカ、その右がリッカルド役のラモン・ヴァルガス。 筋書きは例によって好いた惚れたの愛憎劇であるが、音楽が素晴らしく久しぶりに本格的なオペラを観たという充実感があった。 #
by chusan1
| 2014-02-10 12:43
| オペラ
久しぶりに仙台の街を歩いた。昔-50年前-とはさすがに様変わりしているのには驚いた。懐かしい風景は殆ど変わってしまったが、それは大部分は好ましい方向への変わり方のように思われて、安心したのであった。
昔と変わらないものといえば、青葉城に立つこの伊達政宗の像が代表か。 「威風堂々」を絵に描いたようで・・・月並みではあるがよくできていると感心する。 もう一人の偉人、支倉常長。ちょうど市立博物館で常長の特別展をやっていて、この人の業績を詳しく知ることができた。 苦難の末ヨーロッパに渡り目的を果たして帰国したのに、折悪しくキリシタン禁制にぶつかってしまって長旅の労苦が報われなかった。展示を見てこの人の苦闘、苦悩に共感するところ大であった。 「杜の都・仙台」の象徴、大通りのけやき並木。街路樹が森のような光景を作り出している。 昔は言葉だけだった「杜の都」が今現実になっている。(定禅寺通り)。 昔と変わらないものの一つ、広瀬川。100万都市の都心近くにこのような緑豊かな美しい川が流れているのは奇跡的。 この背後にある青葉山、八木山を含めて自然環境に恵まれている点で仙台は日本の大都市の中ではピカイチではないだろうか。 仙台は商店街も元気だ。私の住む人口30万の街の薄暗い「シャッター通り」と比べると、どうしてこんなに違いが出てくるのか不思議である。 写真はウィークデイの朝の通勤時間帯でそんなに混み合っているわけではないが、昼から夜にかけてはお祭りのような人出であった。わが街も同じアーケード街であったが。 仙台もあの大震災で沿岸部に津波の被害が出たのは、当時テレビで仙台空港が津波に飲まれていく映像を見て知っていたが、離陸の際に今のすがたを垣間見ることができた。 以前の姿との比較はできないが、海岸に続く平坦な田園地帯にまとまった建物が見えないのはその傷跡であろうか。 仙台の街は楽天イーグルスのリーグ優勝で盛り上がっていたが、東北全体の元気のためにも、是非日本一まで上り詰めてほしいものである。 #
by chusan1
| 2013-10-12 00:40
| 旅行
毎年やってくるスロヴァキア・オペラを見に行きました。オペラといっても簡易版で、歌手だけが向こうからやってきて、舞台装置は殆どなし、伴奏はピアノのみ、というものです。ですから、本格的なオペラを期待してはダメ、ヨーロッパの本場の声を聞くチャンスと考えた方がいいのです。
安価にオペラを、という小樽に住む方の熱心な運動によるもので、スタッフは殆どがボランティアのようです。 前半は「椿姫」のダイジェスト版、さすがに声は素晴らしいと思いました。主役のヴィオレッタを歌ったソプラノは張りのある声で、力いっぱい歌うと声が少し濁って聞こえましたが、それ以外は美しい声を十分に楽しみました。 テナーのアルフレードは声のツヤが今一つでやや物足りない印象、ジェルモンのバリトンは声量はありましたがテクニックの点でイマイチの感じでした。しかし、日本人の歌手のことを考えるとレベル違いの素晴らしさで声だけ楽しむことに気を向ければ、この価格では大いに満足です。 それにしても、この人たちの声帯の強靭さには驚きました。 不満足といえば、やはりオーケストラがつかなかったことでしょう。 何年かまえにブラティスラバの歌劇場で本物のオペラ(エウネギー・オネーギン)を楽しみましたが今回のメンバーは同じ国立歌劇場と言っても別の地方の歌劇場(バンスカ・ビストリカ)の人たちということでした。 後半はオペレッタやミュージカルからのさわりの部分の寄せ集め。これは楽しかった。みな芸達者ばかりです。この人たちはオペレッタの方が向いているように思いました。 #
by chusan1
| 2013-07-16 14:58
| オペラ
梅雨が明けた、と思ったら猛暑の襲来。
梅雨明けの筑後川は青い空を映して静かに流れて、暑さを忘れさせます。 #
by chusan1
| 2013-07-16 09:18
| ちっご川
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